記憶を記録に

当たり前のことを、あーだこーだと理由を付けて大事だなあと納得するのが好きな人のブログです。

やらない選択肢を選ぶ勇気が、なんだかんだ互いを幸せにするのかも。

どうもこんにちは、おおのです。タイトルで意識高い高いなこと言いがちな大学生です。

日本では、お年寄りや妊婦さん、けがや病気の人には席を譲るシーンをよく見かけていました。お年寄りの方が居れば、席を譲ったりもしていました。

ですが、ニューヨークでは、私も席を譲ってもらえたりします。けがでも病気でも妊婦でもないのに。女性だからです。基本的にレディファーストがマナーなので、その恩恵にあずかって、ありがたく座らせてもらっていました。こころなしか、ニューヨークの女性たちは空いた一席に我先にと座る気がするし…と。一方で、男性でそんな必死に座る人を、あまり見たことがないです。周囲を見渡して、空いてたら、座る感じ。

だけど、男性もやっぱり座りたいのか…!と気づくきっかけになったのがこの動画です。

Video: How To Score A Seat On The Subway: Gothamist

あまりにもおもしろおかしく、座席を死守しようとしていて。逆に必死さがひしひし伝わってきて、ああ、男のひともそりゃ座りたいよな、もしかして無理してるときもあるのかなあと気づきました。

厚意を強いられる、文化のめんどうくささ

日本でのことなんですけど。バレンタインデーに、当時のバイト先である従業員14名の職場に、14個入りで1個200円くらいの地元で美味しいと評判のお店のフィナンシェを持って行きました。

箱に入れて並べておいたら、職場のおばちゃんが、1人で4つも持って行ってしまいました。御礼もなく。すごく嫌な気分になりました。「みんなに渡せればと思って人数分買ったのに!3000円って大学生のお財布には痛かったのに!!なんでこの人がそんなに持って行くのよ!この人だけにあげたかったわけじゃないのに!4つってとりすぎでしょうが!!」

そんなことを思ってしまって。それを父親に話すと、「そんなに嫌なら、お菓子は持って行くな、そんな気持ちでされたら相手も逆に迷惑だ。」と言われて。

よくよく考えると、なんでお菓子を職場に持って行ったかというと、自分が心からあげたいからというより、”皆持って来るから””女子は持って行くものだから””バレンタインデーだし…マナーかな…”という、誰かが強制したわけでもないけれど、無言のプレッシャーを勝手に感じて、そうしたのです。お金がないなら、そんなに高いものを買わなくてもよかった。納得する範囲の金額で良かった。持って行きたくないなら持って行かないことも出来た。

人の厚意を当然だと思わない。(自戒をこめて。)

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電車で席を譲ってくれる男の人も、もしかしたら同じ気持ちなんじゃないかと思うんです。”レディーファーストだから””女性には席をゆずるものだから”そういう見えないプレッシャーを無意識に感じながら、文化の力に流されて、しんどくっても笑顔で席を譲っているのかも。

バレンタインデーが、悪いわけじゃない。レディーファーストが悪いわけじゃない。

だけど、相手の厚意を、当然のごとく受け取るのは良くない。無理をするのも、させるのも、良くないなと思いました。

私は、女性だから。レディーファースト文化だからなんてあぐらをかいて、当然のごとく譲られていた自分がなんだか少し、恥ずかしくなりました。きちんと御礼を伝える、相手を気遣う、やりたくないときはやらない選択肢を持つ、ということが、お互いしあわせな気がします。